結婚するまでは相手のことを信用していても、結婚してから隠しごとが発覚するというパターンは少なくありません。
どのような隠し事かによって、その後の夫婦にも大きな影響が出てしまうのですが、特に借金問題などを隠されていたといった場合には借金中心の生活になってしまいますので、聞かされた方も大きなショックを受けてしまうのではないでしょうか。
新婚さんであれば子供などはいないので借金を返していくために2人で頑張ることができるのですが、反対に借金を隠していたことが原因で結婚後すぐに離婚問題に発展してしまうようなこともあります。
できるだけ借金問題などは解決した上で結婚するのが望ましい方法といえるのですが、どうしても借金を抱えた状態で結婚するといった場合には相手にバレないようにすることが大切です。
実際に結婚相手に借金を隠していて、大きな問題になってしまったという人もたくさんいますので、自分が借金を抱えている人はしっかり精算をしてから結婚に踏み切った方が良いでしょう。
どうしても結婚に間に合わせたいと思っているのであれば債務整理を行って自分の借金のトータルを減らした上で返済を続けていくという方法も選べます。
私は3年前に今の主人と結婚しました。
高校を卒業する前から付き合っていてお互いに付き合いが長くそろそろ結婚しようというタイミングで結婚に踏み切ることになったのですが、結婚前から主人は私に内緒で借金を作っていたようで、結婚したあとになってから発覚しました。
消費者金融でお金を借りていたのですが、それだけでは足りなかったようで友人などからもお金を借りるようになっていました。
しかし、結婚をして生活をしていくためには様々なお金がかかるようになってしまい、友人などにもしっかりお金を返すことができなくなり怒った友人が家に乗り込んできました。
どうやら主人はお金を借りたまま友人からの連絡などを無視していたようで、いつまでも連絡が取れないため、友人が痺れを切らしたようです。
友人から借りていたお金はそんなに多くなかったのですが、それでも20万円ほどあり、その他話を聞いていると消費者金融などから借りたお金が合計で200万円以上に上っていました。
結婚したばかりで貯金もないし、これから先のことを考えるとまずは借金を返さなければいけないと思ったので夫婦で話し合うことになったのですが、2人の給料を合わせても生活はギリギリの状態だったので、借金を返済するような余裕はありませんでした。
そこでインターネットで色々と調べた結果、任意整理という方法で借金のトータル金額を減らすことを決めました。
主人が友人から借りていたお金に関しては金利などがなかったので、そのまま月々少ない金額でも返済していくという約束をして、消費者金融で借りたお金は金利をなくした上で返済が終わるまで月々しっかり返していくという形になりました。
弁護士さんに相談に出かけたところ結婚前の借金が結婚後に発覚してしまい、奥さんも気の毒だと言われてしまいました。
とても頭にきて夫婦げんかになりましたが、まずは夫婦そろってしっかり借金を返していくことによって、今後の生活も安定すると思い、私自身も主人のために頑張りました。
このことで夫婦の絆が深まったように思いますが、二度と借金問題で頭を抱えるのは嫌なので絶対にお金を借りたりしないように主人に約束してもらいました。
友人にはすでにお金を払い終わっているので、あの時のトラブルも友人は水に流してくれて仲良く付き合ってくれていますが、消費者金融はもう少しで支払いが終わるので、その後は借金をすることがないようにしっかりと主人の財布の紐を握っていようと思っています。
Copyright © 借金ネット All Rights Reserved.