借金が返せなくなった時にどのような行動をとるのかというのは人によって大きな違いがあります。
友人などに頭を下げてお金を借りてでも金融機関に対してお金を返すという人もいれば、返せなくなったものは仕方がないからそのままなんの連絡もせずに金融機関からの連絡も無視した状態で放置しまう人もいますが、借金の踏み倒しといえのは決して良いイメージのものではありません。
踏み倒しをすることによって信用情報機関や傷がついてしまいますので、その後新しく借金をしようと思っても、ほぼ一生にわたり、借金をする事は難しいと考えていて良いでしょう。

それだけ無言の状態で借金を踏み倒してしまうというのはよくないイメージを与えるものですが、この借金踏み倒しを合法的に行えば数年間我慢することによって再び借金などができるようになります。
合法的に借金を踏み倒す方法があるなら誰でもやっていると思った人は、債務整理についての知識を持つようにしましょう。
債務整理というのは抱えている借金のなかでも金利の一部、もしくは全てをなくしてしまうことや、借金そのものを全て帳消しにした状態で再出発することができる方法になります。

まずは、専門家に状況を説明し、冷静に金利計算

今自分自身が抱えている借金に対してどれだけの金利が必要なのかということは将来的な部分まで考えて一度計算してみると良いです。
返済期間が長くなればなるほどに金利そのものも大きくなってしまうため、トータルで支払うお金も多くなってしまうのですが、金利は無くした状態で元金のみを支払うといった方法にすれば長期間にわたりお金を支払っていても金利部分の負担がなくなりますから、ここでも実質的に借金の一部を踏み倒すことになります。
最初に書いたとおり金融機関からの連絡などは一切無視した状態で踏み倒すという方法ではなく、合法的に法律的に認められた方法で借金を踏み倒すことになるので、金利を支払からといって誰からお咎めを受けるわけではありません。

しかし、このように合法的な借金踏み倒しを行うためには専門家の力が必要になるため、弁護士を頼って弁護士側から金融機関側に対して金利はなくしてくれるように話をしていく必要があります。
それを任意整理又は民事再生といいますが、こうした方法であれば金融機関側としても首を縦に振らないわけにはいかず、ある程度までは金利を少なくした上で今後の借金返済については再検討することになります。

金融機関も折れることが多い

債務整理を選択した段階で弁護士側からは金融機関側に金利をなくしてくれるように話をすることになりますが、ここで金融機関側が首を縦に振らない場合には、最悪お金を借りている立場の人間が自己破産をすることもあり得るので、金融機関側がこうしたことまで懸念した上で全くお金が返ってこない自己破産をされる前の段階で、元金だけでも返ってきた方が良いという判断をするため、債務整理がスムーズに進んでいく可能性が高いと言えます。

もちろん債務整理に詳しい知識を持っている弁護士又はこれまでの実績も非常に多く持っている弁護士をしっかり探すことが大前提になりますが、様々な角度から金融機関側に切り込んでくれるので、最終的には金融機関が折れてくれるといったケースがほとんどです。
複数の金融機関からお金を借りているような状態であればその分利息そのもの以上に大きくなっていますが、そういった中でも金利をなくすことができれば借金取り立てを怖がるような生活をする必要がありません。

借金取り立てのある生活というのは、最悪職場にも大きな影響が出てしまうため、仕事を変えなければならないことや、その後うまく仕事が見つからず、生活が厳しくなってしまうことさえ考えられます。
そうなる前の段階で債務整理を行って合法的に借金を踏み倒し、自分の生活を立て直してみてはいかがでしょうか？