テレビのCMなどの影響もあって一昔前と比べると、今では借金に対するマイナスイメージはうんと少なくなってきました。でもだからと言って人目を憚らず堂々と借金ができるほどにはなっておらず、やはり借金は人に知られたくないものです。でもそんな心配をまったくしなくてよいほど、今では人に知られることなく借金ができる方法が非常に増えてきています。
おまけに貸金業者の人にさえ会わずにお金が借りられるようになったのです。それは多くの貸金業者が経営合理化のために店舗を無人化したからです。つまり今では店舗には係りの人がまったくいないのです。
ではどうして申し込みや借入をするかと言えば、係りの人の変わりに店舗に備えている無人契約機がすべてその代わりをしてくれるのです。このため他人に知られないどころか、貸金業者の係りの人にさえ会わずに借入ができてしまうのです。でも便利この上ないこの借入方法に大きな落とし穴が潜んでいるのです。
人に知られずお金が借りられるということは、利用者にとってはとてもありがたいことです。今では無人契約機だけでなく、インターネットでも「ウェブ完結」などと呼ばれるサービスがあり、これを使うと申し込みだけでなく、審査の方もネット上で済まされてしまいますから、煩わしい勤務先への確認電話もありません。
消費者金融の利用でこれまで利用者がもっとも嫌ったことは、人に知られることです。その一つが在籍確認の電話だったのですが、それさえなくなってしまうと利用者にとって人に知られると言う心配はまったくなくなってしまうのです。つまり消費者金融の敷居が極めて低くなったのです。
何ごともやりやすいことは人々に好まれます。したがってこれだけ敷居が低くなリ、利用しやすくなると、これまで以上に利用の機会が増えるのは当然です。でもこれが怖いのです。歯止めになるものがなくなるということですから、利用者にストップがかからなくなるのです。こうした意味で消費者金融の今のような利用のしやすさは借りすぎの危険と隣り合わせているとも言えるのではないでしょうか。
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