インターネットが普及したおかげで世の中の様々な申込ごとがずいぶん簡単にできるようになりました。キャッシングも例外ではありません。いまでは土日だろうが祝日だろうが昼夜を問わず、自宅からいつでも手軽に申し込みができます。
申し込みだけではありません。借入だって街中にある無人の自動契約機まで出向けば即日に現金を手にできるのです。例えば夜中に申し込んで、朝になって消費者金融の無人店舗に向かい、そこに設置されている自動契約機を操作すればキャッシングカードが発行され、それを使えばATMから現金が出てくるのです。
お金を借りることがこんなに簡単にできるようになるとは一昔前までは考えられなかったことです。でも簡単にできることには落とし穴が潜んでいることはよくあることです。キャッシングもそうなのではないでしょうか。簡単にできることから利用が増え、気がついたら借金の山、というようにことにならないでしょうか。
一昔前までは借金するには一大決心がいりました。それは人々が借金に対して良いイメージを持っていなかったからです。つまり借金は悪いことで、できたら避けたいという思いが強かったのです。したがってそういう気持ちを押し切って行うゆえに一大決心がいったのです。ところが今はどうでしょう。
テレビでは消費者金融のCMがどんどん流れていますし、ネットにキャッシングに関するあらゆる情報が山のようのあります。そんな中で人々の借金に対するガードはどんどん甘くなってきて、昔のように”借金は良くないこと”という考えが薄れてしまっています。その上で簡単に申し込みや借入できるとなると、すぐ飛びついて借りてしまうのではないでしょうか。それにあまりに簡単にできるため、借りたら必ず返済が伴うということを忘れてしまうのです。
借入が簡単になったと言っても、返済は昔と同じで何も変わってはいないのです。借りたお金に利息をつけて約束の日までにきっちりと返さなければいけないのです。借りるときがあまりにも簡単なだけに、返済も簡単だと勘違いするのです。これがいわゆる「行きはヨイヨイ、帰りは怖い」ということではないのでしょうか。
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