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自己破産する勇気が出ません

カテゴリ:自己破産 読了にかかる時間:2分

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借金生活に入ってかれこれ5年ぐらいになりますが、無職の期間が1年ほどあったこともあって借入総額は年々増えていき、ついに300万円に達しました。ここまで来るまでに何度か自己破産を考えたのですが、会社に知られることが怖くていまだに実行することができません。実行するための良い知恵を授けていただけないでしょうか。

自己破産は合法的な行為ですから怖いことでも恥ずかしいことでもありません

ご質問には<会社に知られることが怖くて自己破産ができない>と書いていますが、知られることが怖いのですか、それとも知られた結果、何か良くないことが起ることが怖いのですか。

いずれにしても自己破産が怖いのは、これについて正しい知識が欠如しているからではないでしょうか。つまり自己破産のことを<悪いこと>とか<恥ずかしいこと>のように誤解しているのです。もっともそういうふうにお考えになるの仕方ないことかもしれません。なぜならそういう悪いイメージを抱かせるような風潮が周囲にあるからです。

でもそういうふうに仕向けるのはほとんどは貸し手である金融業者です。金融業者は利用者が自己破産すると少なからずの痛手を被りますから、なるべくそうさせないように仕向けるのです。そのために行うのが自己破産に対しての必要以上の悪いイメージの植え付けなのです。例えば<自己破産は社会人として恥ずかしい行為である>とか<自己破産は借金踏み倒しの他の何物でもない>などと言う情報をことあるごとに流すのです。したがって、そうした情報を見聞きした人が自己破産のことを誤解してしまうのです。でもここではっきり言っておきます。

自己破産は悪いことでも恥ずかしいことでもありません。資本主義社会はお金の社会です。この社会ではお金の貸し借りは避けられません。ということは返済に支障が出ることも避けられないのです。したがって自己破産は初めから見込まれていることなのです。

それを計算ずくで金融業者は利息を決めているのです。とは言え、むやみ身自己破産をすることはよくありませんが切羽詰ってこの道を選ぶのは間違ったことではありません。でなければその先ずっと健全な経済生活ができなくなるからです。したがって健全な生活を取り戻すためにするのが自己破産なのです。だからこそ法的に認められているのです。したがって自己破産は合法的な行為なのです。そうである以上何も必要以上に恥ずかしがったり、怖がったりすることはありません。

例えこれを行っても簡単には周りの人や会社に知られることはありません。それにもし知られたとしても、会社を辞めさせられるようなことはありません。なぜなら<合法的なことを行っただけ>だからです。

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