債務整理・借金相談・個人再生なら「借金.net」

債務整理に強い司法書士 債務整理に強い弁護士

借金逃れのための夜逃げや蒸発者は多いのか

カテゴリ:自己破産 読了にかかる時間:2分

イメージ111

いま日本では1年間に8万人から9万人の人が行方不明になっています。もう少しで10万人に達するのですから、これはすごい数ではないですか。10万人と言えば日本の人口の1200分の1です。

でもどうしてこれほど多くの人が行方をくらましてしまうのでしょうか。いろいろな理由があると思いますが、この中には借金苦で、それから逃れるためのものも随分多いのではないでしょうか。いわゆる借金逃れの「夜逃げ」や「蒸発」です。でも一つ不思議なことがあります。

この行方不明の件数と最近の破産件数がほぼ同じなのです。年間の破産件数は平成15年の25万件弱をピークにその後次第に減少し、最近では10万件を切るところまで減少しています。とは言え、いまだに10万件近くあるのですが、その数字が年間8~9万件といわれる破産件数とほぼ同じなのです。いったいこれはどういうことなのでしょうか。何か関連があるのでしょうか。

それとも単なる偶然なのでしょうか。でも偶然の一致にしても、何か不思議な気がします。なぜならどちらも借金に関係ある不幸な出来事であり、関連があると考えても不自然でないからです。まあそれはともかく、今の日本は年間の自己破産のと行方不明の件数がどちらも10万件近くもあるのです。どちらも不幸なことに違いありませんが、この不幸な現実の姿ははちゃんと頭に入れておくべきではないでしょうか。

蒸発した後の生活はどうなるのか

借金から逃れるために夜逃げしたら、その後いったいどうなるのでしょうか。取立てからは逃れられたとしても、はたして生活は成り立つのでしょうか。また警察などの捜査は及ばないのでしょうか。

まず生活ですが、役所関係を利用すると足がつきますので、登録や申請などは一切できませんから非常に不自由な生活になります。また警察に捜査が及ぶかは、借金逃れは刑事事件ではありませんから警察は捜査しません。

とはいえ、踏み倒された業者の方は黙って見過ごすことはなく、探偵を使うなどありとあらゆる方法で捜索活動をするでしょうから、どこにいても目立たないように息をひそめてひっそりと生きていくことになります。

もう自分では、「解決できない」「手に負えない」ならすぐに相談!
借金問題に強い!弁護士・司法書士