近年では様々な副業が人気を集めてきており、本業とは別の部分で自宅にいても副業でお金を稼ぐことができるようになっています。副業で順風満帆にお金を稼ぐことができれば自分の財産を作ることにつながりますので、上手に資産運用を行っていくことができるのですが、このような副業がきっかけで借金を抱えてしまう人もいます。

うまくいくはずだった副業がうまくいかなくなってしまい借金を抱えるケースの一つに仕事をする前の段階で仕事に必要な教材などを購入してくださいと言われ、高いお金を支払ってしまったという場合はもちろん、途中途中のメンテナンスやサポートでお金が必要になると言われてお金を払い続けた結果、結局自分の利益には一切繋がらず借金のみが残ってしまったなんていうケースもあるでしょう。

さらには自分で副業としてお店を持ちたいと思い、インターネット販売をするつもりで沢山の在庫を抱えたにもかかわらず、抱えた在庫そのものが全然売れてくれなかったなんていうときにも在庫を購入するための費用が借金として残ってしまいます。
このように副業がきっかけになって残った借金を何とかして自分で払わなければならないのですが、本業の給料だけでは支払をするのが難しくなってしまい債務整理を選択するという人もいるようです。

本業に影響を与えずに借金返済

自己破産などをしてしまうと官報に名前が載ったりその他にも手続きで仕事を休まなければならない為、本業にも支障が出てしまうことになります。
しかし債務整理の中でも任意整理や民事再生であればさほど仕事を休んだりする日数も多くありませんから、本業として働いてる職場には知られず上手に借金の整理をすることができるでしょう。

副業で一儲けするはずが反対に副業のせいで借金を抱えることになってしまうと、当然ながら理不尽さを感じお金を返すのが嫌になったりする気持ちも生まれてきてしまいますが、自分の責任で借りたお金に関してはしっかり返さなければなりません。
上手に債務整理を選択して行うようにすれば駅そのもののトータル金額を減らすことができるので、本業のお給料のみで返済を続けていくことができるでしょう。

どんなことでも借りたお金が返せなくなった場合には副業で失敗したから恥ずかしいなんて思わずに専門家に相談することが大切です。

タイミングを外して借金だけが残った　36歳 サラリーマン

僕は本業として大学を卒業してから今の会社から続けていますが、給料が少ないため、家族を養っていくには少々厳しいと感じて副業を始めることにしました。
当時とても流行していたものをインターネットで販売すれば大きな売り上げにつながると思っていたのですが、タイミングがずれてしまい僕はたくさんの在庫を抱えたときにはすでに流行が去っていて思うように売れませんでした。
大量に在庫を教えたのは良いものの、在庫を確保するために消費者金融からまとまったお金を借りたので在庫処分をすることもできず、商品が売れなかったので、借金の返済に追われる生活となってしまいました。

僕自身が勝手な理由で借金を作ったわけではないので妻も特に怒ることはありませんでしたが、やはり切り詰めた生活をしなければならなかったので、とても迷惑をかけたと思います。
そんな中、子供はどんどん大きくなるし、月々に必要なお金も大きくなってくるので在庫と共に抱えた借金はどうしようかと思ったところ、在庫そのものはそのまま家に置いていても良いと思いましたが、とにかく借金は何とかしなければならないので、弁護士の先生に相談したところ消費者金融は任意整理を行い、金利をなくしてもらうことができました。

今後は特に借金をする予定もないので、任意整理をしてもデメリットに感じることはなく、金利がなくなったことによって、月々の支払い金額も少なくなりそれ以上の迷惑を家族にかけることなく頑張って働いたお金の中から借金を全て返すことができました。