今の日本はは空前の結婚難時代と言われてています。そのためいわゆる適齢期に結婚できない男女が非常に増えています。これをよく現すように今では男子の平均初婚年齢は30歳になっており、女性もほぼそれに近い29歳となっています。これだけ初婚年齢が高いということは、社会に出て働いている期間が長くなるわけですから、当然貯金も多いのではないでしょうか。
でもその反面借金ができる期間も長いのですから、この年齢に至るまでに借金がたくさんできている人もいると推測できます。したがって結婚時に借金を抱えている人は、ひと昔に比べてずっと多いのではないでしょうか。ということは急に結婚が決まった場合などには、つい借金のことを相手に言わないまま結婚に踏み切るケースもあると考えられます。でも金額にもよりますが、借金を抱えたままの結婚はその後の結婚生活にどう影響してくるのでしょうか。
夫婦というものは信頼関係で成り立つものです。したがって隠し事があるということは、それだけ破滅に繋がりやすいと言えます。まして結婚前の借金を隠しておくなどは、最も大きな障害になります。なぜなら結婚生活ではお互いに協力し合って、将来に備えての蓄財をしなければなりません。
それは将来の子どもの教育のためだとか、家の購入資金のためとかの目的でなされます。そうしたとき、一方に借金があったりすると、その計画は一気に崩れてしまいます。こうした大きな問題が崩れてしまうと、もはや夫婦の間の健全な信頼関係が失われてしまいます。
したがって精神面でもお互いがギスギスしたものになり、次第に夫婦関係が成り立たなくなってくるではないでしょうか。その結果離婚へと進展していくのは目に見えています。したがって借金を隠して結婚するなどもってのほかです。たとえ結婚話が壊れてしまっても、前もって告白しておく方ががましなのではないでしょうか。
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