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自己破産を恥ずかしい事と考えてはいけない

カテゴリ:自己破産 読了にかかる時間:2分

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世の中には自己破産について間違った考えを持っている人たちは決して少なくありません。例えば自己破産は<体のいい借金の踏み倒しである>とか、自己破産すれば<社会的信用を失ってしまい人生が終わる>などと思っている人が案外多くいるのです。

そのため日本ではアメリカなどと比べると自己破産を選ぶ人はうんと少なくなっています。これは<資本主義が未成熟>あることの表れです。弱肉強食といわれる資本主義社会では勝者がいれば敗者もいます。その敗者に手を差し延べるのが自己破産なのです。

したがって手を差し延べられる人が蔑まれることはないのです。自己破産を申請して免責が認められると、それまでに抱えていたすべての借金について支払義務がなくなります。つまりすべての借金が棒引きされるのです。これこそ借金で苦しみ続けてきた債務者に対する最高の救済策ではないでしょうか。

自己破産にはこれほど多くのメリットがある

ではこの最高の救済策である自己破産についてそのメリットを見ていくことにしましょう。ただしメリットの陰には若干のデメリットもあります。それも合わせて見ることにしましょう。

<自己破産のメリット>
①借金がすべてなくなり肩の荷が一気に下りる。
②借金前の元の生活を取り戻すことができる。
③大きな悩みがなくなるため仕事に打ち込むことができる。
④借金返済がなくなり、お金にゆとりができて貯金に回すこともできる。
⑤精神的に安定して人付き合いもよくなる。

ではデメリットのほうはどうでしょうか。

<自己破産のデメリット>
①財産を持っていれば一定額以上は没収される。≪現金≫⇒99万円を超える金額。≪現金以外の財産≫換算価格が20万円を超える財産。
②就業する職業が限定される。弁護士、税理士、警察官などの一部の職業に就くことができなくなる。
③クレジットの利用が制限される。自己破産したから5年~10年ぐらいはクレジットの利用ができません。期間が違うのは金融機関によって差があるからです。

一般的に銀行が一番長く制限がかかります。このほかには別に大きなデメリットはありません。戸籍や住民票などに記載されることもありませんし、選挙権も以前と変わりなく行使できます。

また職業の限定も自己破産手続きが終わり免責が決定した時点でなくなりますから、その後はどんな職業にも就くことができます。こうして眺めてみますと自己破産はデメリットよりメリットのほうが遥かに大きいことがよく分かるのではないでしょうか。したがって人生をやり直すには最もふさわしい方法とも言って良いかもしれません。

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