今の世の中は現金を持っていなくても生活できます。それはクレジットカードがあるからです。クレジットカードは別名「プラスティックマネー」とも呼ばれるぐらいですから現金と同じような役割を果たしてくれるのです。買物ができ、電車にも乗れ、公共料金の支払いができ、おまけにキャッシング機能を使えば現金を調達することさえできるのです。
クレジットカードには買物などの代金支払いとお金を引き出すキャッシングの2つの機能があるのです。でも注意しなければいけないのはキャッシング機能です。クレジットカードには利用限度額があり、ショッピングとキャッシングにそれぞれ限度額があります。例えば全体の利用限度額が50万円でショッピングが30前円でキャッシングが20万円というふうに限度額が決まってきます。この場合は20万円までキャッシングができることになります。
ショッピングの限度額はともかく、キャッシングの限度額が20万円ぐらいだと、たいていの人は返済額も大きくなくて、借りることにあまり不安や抵抗を感じないのではないでしょうか。確かにそうかもしれません。例えば1回2万円づつ払えば1年以内に返済が終わるのですから、期間的にもそれほど負担を感じないでしょう。でもそう思ってしまうのは早とちりです。
それはクレジットカードのキャッシングのリボ払いでは、返済して枠に空きが出るとすぐ追加のキャッシングができるからです。つまり仮に3ヶ月にうちに6万円返済したら、6万円から利息を差し引いた金額が借入枠に残り、いつでもそれを追加でキャッシングできるのです。
クレジットカードのキャッシングはこれが怖いのです。なぜなら何回か支払いが終わるごとに、追加キャッシングする癖がついてしまうんです。こうなればいつまでも返済が終わらず、延々と利息を支払っていくことになるのです。これがクレジットカードでのキャッシングの大きな落とし穴なのです。
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