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年金を担保にして借金したらどうなるのか

カテゴリ:借金体験談 読了にかかる時間:2分

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もう何年か前になりますが、年金支給日になると街の貸金業者の建物の前に長い行列ができると言う奇妙な現象のことが新聞などでよく報道されていました。いったいなぜ年金支給日に貸金業者で行列ができるのか不思議に思ったものです。この場合多くの人は借金の返済のための行列であると思うのではないでしょうか。

つまりもらった年金で借金払いに来たものだと考えるのです。でも実際はその反対で、行列は年金を受け取るためのものだったのです。それはこういうことです。貸金業者は年金受給者に対してもお金を貸すのです。でも働いていない人にお金をなぜ貸すのでしょうか。

貸金業者が年金受給者にお金を貸す方法は

働いていない年金受給者にお金を貸して、はたして回収できるのでしょうか。多分大手消費者金融ではそうした人にお金を貸しません。でも小さな街金と呼ばれる金融業者はつい数年前までは年金受給者にもお金を貸していました。

そうした貸金業者は回収を確実にするため、融資の際して利用者から年金振込みの通帳と印鑑を預かるのです。そして年金支給日に預かった通帳と印鑑を使って銀行から引き出します。引き出したものから貸付金の返済額を差し引いて残額を利用者に渡すのです。年金支給日に貸金業者を訪れるのはこの差額を受け取るためであったのです

。なお受け取った差額が少ない場合はさらに追加の融資を受けるのです。このためいつまでたっても借入が終わることがないのです。それどころか利息がかさんで、そのうち差額もなくなり受け取る金額がマイナスになることさえあるのです。もちろん今ではこうした融資は禁止されましたが、年金受給者でさえこんな目に遭うのですから、貸金業者とは怖いものです。

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